■ 今週のメインレース                     【担当:岩村 健司】

平成18年9月17日(日)
 

   GU 第24回 ローズステークス 芝2000M

主な登録馬

 今週は秋の3歳クラシックへ向けてトライアルが中京、中山で組まれている。中京では秋華賞トライアルのローズステークス。阪神競馬場ではなく代替の中京で行われるので多少の違いはあると思われるが、過去10年の傾向を探ると、1番人気が3勝2着2回で5割の連対率と牝馬重賞としてはまずまずの成績。馬連配当も三桁が3回で万馬券はなく、最高配当が3000円台だから人気サイドでの決着が多いレースと言えるだろう。桜花賞、オークス出走組が好成績を挙げていることも要因のひとつだが、連対馬の約半数は夏競馬で力をつけてきた馬なので、実績よりも勢いを重視するという狙い目も立つ。

 本命はオークス5着のニシノフジムスメ。この夏は北海道で調整を始め、じっくりと乗り込まれている。栗東に戻ってからはDWコースで乗られ良い動きを見せており、初戦から力を出せる状態。オークスではやや距離が長いかという印象があったが不利を受けても5着に頑張っている。自在に動ける器用さもあるので中京コースも問題なし。

 オークス2着のフサイチパンドラが対抗。折り合いに課題があったが2400の距離で好結果を残したことは今後の自信に繋がってくるはず。1週前にはDWで78秒台の時計を出しており、今週でほぼ仕上がると見てよさそう。スッと前へ行ける脚があるので小回りコースも合うはず。

 アドマイヤキッスは夏場休養しここまで速い追い切りが2本。動きはまだ物足りないが気配は悪くない。チューリップ賞勝ち、桜花賞2着、オークス4着の実績からも能力上位は明らかだが、中京の小回りコースは不安もある。どういうレースをするのか注目したい。

 シェルズレイはチューリップ賞2着、桜花賞5着の実績。オークスはやや距離が長かった印象があり、前走の関東オークスはダート戦で度外視できる。ここでも上位の力を持っているのは間違いないが、動き自体はまだ重く、今週の追い切りを確かめたい。

 ソリッドプラチナムはマーメイドS勝ち。古馬を相手にして大外から豪快に差し切った。49キロという軽量もあっただろうがここ3走の上がりが33秒台、34秒台、34秒台。切れ味は本物。小回りには不安も残すが、この秋楽しみな1頭。

 ヤマトマリオンはオークスで大敗したがレース前にイレ込み力を出し切れなかったもの。フローラS勝ちから実力はここに入っても遜色ないはず。仕上がりが早く初戦から動けるタイプなので落ち着きあれば好勝負できる。

 パーフェクトジョイは大きく崩れないが詰めが甘いという印象を持っていた。それを覆したのが前走の新潟でのレース。上がり33秒台の脚を使って差し切ったのだから見直さなければならない。ここでも注目の1頭。

 シークレットコードは2戦目でGTの阪神JF2着と非凡な素質を持っている。オークス当時は休み明けで本来の調子になかったようなので、立て直された今回は違った結果を期待できるはず。

アドマイヤキッス
  サンヴィクトワール
シェルズレイ
× シークレットコード
  ステラマドレード
× ソリッドプラチナム
 

チヨノドラゴン

  ティアラプリンセス
ニシノフジムスメ
  ハンドレッドスコア
× パーフェクトジョイ
フサイチパンドラ
  ペケジェイ
  ホウショウルビー
× ヤマトマリオン
  ワイキューブ

 

平成18年9月17日(日)
 

  GU 第60回 セントライト記念 芝2200M

主な登録馬

 今週は変則日程。中山が土日、中京が日月、札幌が土月の競馬になる。同じ日曜日の競馬で中京3日目、中山4日目となっているのはそのためです。決して間違いではないので念のため。さて、中山では菊花賞トライアルのセントライト記念が行われる。過去10年の傾向は、1番人気が2勝2着4回で6割の連対率。勝利数は少ないが連対率は合格点。馬連配当は三桁が4回で万馬券が1回と比較的平穏。また、休養馬対夏場も走った馬は9連対と11連対でほぼ互角。これは実績馬と夏場に力をつけてきた馬がほぼ同等に戦っているということを示すものだろう。

 本命はフサイチジャンク。デビューから4連勝で臨んだ皐月賞が3着、ダービーが11着とやや期待はずれの結果に終わったが、ダービーは馬場に泣かされた面が大きかった。皐月賞ではよく追い上げていたしGT級の能力があるのは間違いない。ここは菊花賞へ向けて好発進を決めたいところ。

 パッシングマークはダービー13着。この馬も馬場に泣かされた面があっただろう。中山は500万特別、ベンジャミンSと連勝した相性のいいコース。この中間の動きも良く馬体も成長を感じさせる。ダービーでの厳しい経験を糧にしてここで違った姿を見せて欲しい。

 ニシノフリーダムは2月デビューでクラシックには間に合わなかった。しかし、出遅れても直線だけで差し切るなどかなりの能力を感じさせるレースぶり。大型馬で叩きつつ良くなってくるタイプのようだが、潜在能力からここでも楽しみな存在。

 桜花賞馬キストゥヘヴンがここから出発。オークスでは初めての長い距離ということもあって直線ではモタれ気味。しかし、あの一戦だけでは距離適性を限定できない。敢えて牡馬相手のここを選んだのもそれだけ評価しているということだろう。

 トウショウシロッコは春のクラシック戦線で思ったほどの活躍が見られなかったが、夏場に成長を感じさせるレースを見せている。まだ左回りの方が安定しているようだが、中山コースでも勝っているし重賞2着もあり全く問題なし。

 ミレニアムウイングは札幌でレコード勝ちをするなど上昇度が目立つ1頭。いかにもステイヤーといったレースぶりで菊花賞に出走できれば楽しみな存在。ここは何としても優先出走権を取りたいところ。

 マツリダゴッホはサンデーサイレンス産駒ということもあり期待されてきたが、前走でようやく3勝目を挙げた。ただ相変わらずテンションが高く、いざレースになるまでに体力を消耗するのが難点。当日の気配が重要。

 インテレットは皐月賞8着以来の実戦。毎日杯2着の実績からここでも互角以上の能力を持っているのは確か。ただ中間の動きは久々を感じさせるもの。ここは様子見が賢明か。

 

× インテレット
キストゥヘヴン
  テンシノゴールド
× トウショウシロッコ
  トップオブサンデー
  トロフィーディール
  ニシノアンサー

ニシノフリーダム
  ネヴァブション
パッシングマーク
フサイチジャンク
  マイネルハイアップ
  マチカネゲンジ
× マツリダゴッホ
  ミストラルクルーズ
× ミレニアムウイング

 



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